林 大地選手が 2023 IMG INTERNATIONAL CLASSIC日本代表に選ばれました

"チーム日本、SWFLとの乱打戦を制し2勝!
7
25日(現地時間)、米フロリダ州で行われているIMGインターナショナルクラッシック3日目、チーム日本はSWFL(サウスウェストフロリダ)との乱打戦を13-7で制し2勝目をあげた。

この日、日本戦は11時のプレイボール予定であったが、スコールと雷のためおよそ1時間遅れの開始となった。試合内容も天候が予兆する通りの荒れ模様。両チーム合わせて27安打が飛び交う乱打戦となった。

チーム日本は、関瑛太(京葉ボーイズ)、糸久空冴(千葉中央ボーイズ)の2投手を繰り出すもSWFLの強力打線に捉まり被安打117点を失う。

初回、先攻の日本は二死から、横山大和(千葉中央ボーイズ)の内野安打、荒関悦誌(京葉ボーイズ)の四球などで二、三塁のチャンスに5番・林大地(品川ボーイズ)がアウトコース低めのストレートをライト前に弾き返し2点を先制。

決勝点は4回、佐野令旺馬(京葉ボーイズ)の中前打、横山大和の左前打、荒関悦誌の四球で満塁のチャンス。ここで再びラッキーボーイの林大地が登場。今度はインコース低めのストレートを右前に運び2点タイムリーとなる。

試合後、今大会大当たりの林大地は、

「絶対に打ってやるという強い気持ちで打席に入った。結果を出せてうれしい」

と笑顔で話してくれた。

国際大会で優勝経験のある関口勝己監督(59歳)は、

「林は今大会最も成長した選手。彼だけではなく、国際試合での経験が子どもたちを確実に育てている」

と手応えを感じていた。"

OBが日刊スポーツのインタビュー記事に載りました

元巨人選手と同姓同名の日本工大駒場「伊藤海斗」兄の声援受けヒット 引退後は指導者へ/東東京

日本工大駒場対日大豊山 5回表日本工大駒場2死一塁、中前打を放ちガッツポーズの伊藤(撮影・保坂恭子)
日本工大駒場対日大豊山 5回表日本工大駒場2死一塁、中前打を放ちガッツポーズの伊藤(撮影・保坂恭子)
  • 日本工大駒場対日大豊山 日本工大駒場・伊藤の兄・龍成さんが掲げる「伊藤海斗」タオル(撮影・保坂恭子)
  • 日本工大駒場対日大豊山 日本工大駒場・伊藤(撮影・保坂恭子)
  • トライアウトの第2打席で左前打を放った巨人伊藤海(2022年11月撮影)
  • シート打撃で打席に入る巨人伊藤海斗(2021年2月撮影)

<高校野球東東京大会:日大豊山10-0日本工大駒場(5回コールド)>◇16日◇3回戦◇駒沢球場

 

4回まで打線は無安打に抑えられていたが、5回に意地を見せた。5回2死一塁、日本工大駒場の伊藤海斗外野手(3年)に打席が回ると、三塁側スタンドに、オレンジ色の「伊藤海斗」タオルが掲げられた。藤は初球をとらえ、チーム2本目の安打となる中前打。ベンチに向かってガッツポーズを決めた。試合は5回コールドで敗れたが「4歳から始めて13年間、野球をやりきりました。こういう結果になって悔しいけど、笑顔で終わることができました」と涙はなかった。

「伊藤海斗」タオルは、巨人でプレーした同姓同名の選手のグッズ。酒田南(山形)で主砲として活躍し

、高校通算36本塁打。19年ドラフト6位で巨人入りし、昨年までプレーしていた。「全く同じ名前で、びっくりした。ドラフト会議の時は気になって、生中継で見ていました」と振り返る。

スタンドで、タオルを掲げていたのは同高のOBでもある兄・龍成さん(23)。「最後の打席でヒットが出たときは、うるっときました」と明かした。

兄の影響で野球を始め、兄の背中を追って同じ高校に進学。選手は引退するが、出身の品川ボーイズで指導者としての道を歩み始めるつもりだ。「家の近くで素振りを見てくれたお父さん、お弁当を作ってくれたお母さんに感謝しています。支えがあったからここまで野球を続けてこられました。楽しかったです」。

指導者になったら伝えたいのは、あいさつや礼儀の大切さ。「これからは、恩返しをしたいです」と話す表情は明るかった。

 

東京オリンピックの応援CMに出ました!

報知新聞に掲載されました

代表がインタビューを受けました

Yahooニュースに載りました

筒香も提言した少年野球の“お茶当番なし” 保護者の負担軽減に野球の未来を見た

吉見 健明吉見 健明

 

 

 全国各地で高校野球の独自大会が開催されている中、底辺を担う少年野球界でいま問題になっているのが保護者の負担となる“お茶当番”だ。野球離れの原因のひとつとされ、現在はMLBのタンパベイ・レイズで活躍する筒香嘉智外野手(28)も廃止を提言したほど。そこで”お茶当番なし”を売りに結成2年となる「品川ボーイズ」のその後を追跡してみた。

 コロナ自粛が解除された6月1日から都内の少年野球チームも活発に動き出した。週末の朝の多摩川河川敷。あちらこちらで野球少年の元気のいい声が響き、保護者の姿もちらほら目につく。

 

 

 そんな中で監督と選手たちだけで活動するチームがあった。品川ボーイズだ。昨年、東日本ブロック東京都東支部に加盟し部員11人でスタート。そのスタッフの1人Kさんが言う。

 「子どもたちが率先して好きな野球に取り組むのが本来の姿でしょう。親に強制されたり、管理された組織では伸び伸びと育ちません。その弊害のひとつがお茶当番制。わたしたちは保護者がいなくても野球が楽しくできる環境を目指し、取り組んでいます」

 

 

 

 

 お茶当番がないことは特に母親には評判がいいようでスタッフの協力を得てアンケートを採ってみると、こんな答えが返って来た。

 母親Aさんは「私は美容関係の仕事をしているので土、日は冠婚葬祭などで朝早くからお客さまが来る。当番制がないのは助かります」と話す。

 

 

 また母親Bさんは「以前のチームは時間とお金に余裕があるお母さんたちと比較され、嫌な思いをしました。自家用車での送り迎えやたくさんの弁当を作ったり。        できることとできないことがあります。それで、いまのチームに移りました」と言う。  さらに、父親Cさんは「一番困るのはボスママがいて、監督やコーチ以上にチームに口出しすること。お茶当番をするだけならまだしも、いろいろと指図されると…ね」と打ち明けてくれた。

 もちろん、違う意見もある。他チームの役員の協力を得て、ある母親に取材してみると「自分の子どもを指導してくださる監督、コーチにお茶くらい用意するのは親として当たり前ではないでしょうか。子どもの成長過程を見届け、どのような指導をされているかを確認する意味で親が交代で見守ることは理想であり、親としての義務」との答えが返って来た。

 また別の母親は「いまの子どもたちはひ弱だから熱中症などで、すぐに倒れたりします。そうした基本的健康管理においては親が側にいて守ってあげないといけないと思う。親が現場に行くことは大切。親同士のコミュニケーションの場ともなり、プラス面もある」と言う。

 

 

 確かに、保護者が見守ることの良さもあるだろう。ただし、これが行きすぎると様々な弊害を生む。かつてお隣の目黒区で野村克也夫人のサッチーこと沙知代さんが指揮を執っていた「港東ムース」では、お茶当番は強制的。子どもの弁当が冷凍食品だと親を呼び出して説教が始まるなど理不尽なことは日常茶飯事だった。亡くなられた方に失礼と思いつつ、私が取材した実例としてサッチーは「ふざけんじゃないわよ。あなたはこっちの高校に行きなさい」と進路にまで口出ししていた。悲しいかな、いまでも少年野球界にはこのような状況が内在しているのではないだろうか。

 

 

 

 

 ここで品川ボーイズの現況に触れると、2019年に筒香嘉智がお茶当番制の廃止を提言したことも“追い風”となったようで、現在部員は27人にまで増えているという。「ネットや口コミで“お茶当番廃止のチーム”として知られているようです。お茶当番がなくても選手同士で協力し合い、やっていけてます」とスタッフは手ごたえを口にした

 野球が好きな子どもが集まり、自主性を持って取り組む。そして監督の指導を受け、上達し、さらに野球が好きになる。個人的に品川ボーイズの取り組みは素晴らしいことだと思う。野球の未来は暗くない